会員紹介インタビュー 比嘉祐太郎

いえ、このレコーダーというのが案外頑固でしてね、どうしても外で録音してくれとのたまうんですわ。中やと他の人の声も拾ってまうゆうてね、という前フリはなんの意味もなく、今日も会員紹介インタビューということで、まずはお名前からお願いします。

――比嘉祐太郎です。

お仕事は?

――横浜金属という会社で金属の精錬をしています。

金属の精錬? っていうのは、なんですか?

――わかりやすく言うと、必要のなくなった指輪やネックレス18金のネックレスを買い取ってきて、24金の「金の延べ棒」にして世の中に排出するという、リサイクル業って言えばリサイクル業ですね。

18金って金として違うのではなくて、18金から24金になるんですか?

――18金っていうのはですね、金の純度が75%なんですよ。24金は99.99%なんですね。75%を99.99%まで余分なものを取り除くという仕事をしています。

じゃあ、24金から下げるには何か混ぜ物をすればいいんですね。その逆の混ぜ物を取る、取れるんですね。

――取れますね。取ったものが銀だったり銅だったりするので、捨てるところなく取れますね。

知らなかったですね。18金ってそこから戻らないと思っていたんですけれども。

――仕訳をすれば、簡単に言えば仕訳ですね。

それは世の奥様方が興味ありそうな話ですよね。

――そうかもしれない。でも科学の方の、どっちかというと理系の学校に行った人たちの方がもっと楽しいかもしれないですね。

それはプラチナとか銀とかでも?

――一緒です。よく結婚指輪とかでも使われる850とか、900なんですけれども、あれは85%プラチナですよ。90%セントプラチナですよ、10%20%は違うものが入ってるんですよということで。それをまた仕分けるという仕事です。

それってもともとは入っちゃってて仕方のないものが850なのか、それとももともと純度が高いものがあって安くするために混ぜ物しているのとなにか違うんですか?

――安くするっていう面ではなくて、24金で言うと柔らかいんですよ。指輪にしたときに曲がってしまうので、18に純度を下げることにして固くするんですね。そういう装飾品になりやすいメリットというのを考えられて、18金にしたりしますね。

ちなみに横浜金属の名前自体は聞いていたんですけれども、僕は建築系の、JCってそういう人たちが多いじゃないですか。そっち系のやつを作っているかと思ったら大間違いという。

――そうですね、意外と繊細な感じで。100分の1、99.99なので、0.001くらいの世界で純度を争っていますね。

自分のところで指輪とかも作ったりするんですか?

――いちおううちでは作ってないんですけれども、うちで材料を卸しているところがあるので、そういう協力業者さんにお願いすることは可能です。僕も結婚指輪とか、婚約指輪は作らせていただきましたね。

なるほど。じゃあもし結婚指輪を作ろうという人がいたら。

――ぜひぜひ! 声をかていただければ。

良い話を聞いちゃいましたね。もしかして一般から来ちゃうかもしれませんよ(笑) そんな中ですね、今は会社員という立場なんですか?

――会社員ですね。

じゃあここからいずれ、今の事業部をやっていく。

――頑張ってやっていく感じですね。

今仕事のやりがいなどはなんですか?

――今僕はですね、会社に入って8年目になるんですけれども、前は工場にいてそこから経理部門に行って、そこからまた工場に戻ったので、そこからまた違う目線で会社のお金の動きというのを知りながら工場に行けているのですごく楽しいですね。

今8年目と言っていましたけれども、JCに入ったのは結構昔ですよね?

――岩田さんと一緒です。会社員になるのと同時にJCに入ったので。

逆に会社に入ってやれなかったことがJCに入ってやれたっていうよりは、ほぼ同時に色んなことがやれたっていう。

――そうですね。同時ですね。

JC入ってみてどうですか?

――色々な人と知り合えるので、それは同じ同志が同じ方向を向いて同じ日に集まれて。これはもう必然的にお友達になれますよね。

そうですね。学校とか卒業すると中学とかだともうみんないるじゃないですか、同じ目的で。でも社会に出るとそうじゃないですもんね。

――そうですね。

だからJCはよく、学校って例える人もいますけれども、仲間もできるし。その他学びとかどうですか?

――僕はどうだろう、年上の先輩たちによく可愛がってもらいましたね。やっぱり22で入って、自分で言うのもなんなんですけれども可愛がってもらったので。先輩たちに今でも現役のメンバーよりは先輩たちに、結構誘っていただくことが多いですかね。

22で入って今、29? 30?

――30になりました。

それは結構年も食いましたかね(笑) 色んな状況も変わって。ちなみに入る前入るきっかけとかあったんですか? それとも周りから?

――うちのいとこが先輩にいまして、いとこは二十歳で入ったんですよ。やっぱりいとこも自分の会社、横浜金属というのしか入ったことがなくて、やっぱり外の世界をJCで知れたというのがあって。そういう面では色んな人と知り合いになれたよ、ということで「入りなさい」と言われて「入りまーす」って。

僕2011年入会なんですけれども、そのとき比嘉先輩っていましたけど。

――そうですそうです。いとこです。

あの方がいとこさん。なるほど。年は結構離れていて。

――そうですね、17個離れていました。

入る前の印象からJCに入ってみてイメンージと違ったとかありますか?

――入る前の印象とか特になくて。何だかわからず入ったので、まあ今でも何だかわかっていないっていうのはありますけど(笑)。 でも楽しいなと思えるようにやらせていただけているので楽しいですよ。

まあ、学ぶことがあって、楽しくやれているということだけでも十分価値があると思うんですけれども、今後もっとJCで試してみたいこととかありますか?

――そうですね。もうちょっと相模原市のために何かできたらいいなと思いますね。今はなんかLOMが大きくなるうえで必要なことがすごく重視されていて、それもすごく大事なんですけれどももう少し市民の目に、輝くような青年会議所でありたいなと思いますね。

確かに昔地域の子どもたちを相手にやっていたことが多かったって聞くんですけれども、最近はどっちかというと日本JCとか新しく大会を誘致するとか。それはそれで大切だと思うんですけど、地域の人たち子どもたちともっとふれあったりということですかね。

――ちょっとふれあう部分が薄くなっちゃったかなっていうのはありますね。

っていう声も最近よく聞くので、そこは目指すものと優先順位が年度によってももちろん変わると思いますし。じゃあそういった地域とか市にもっとコミットした。

――そういうのもいいんじゃないかなって思います。

そうですね。了解でございます。仕事の話に戻るんですけれども、実際に相模原青年会議所って個人事業者が多い中で、今立場的には。

――サラリーマンですからね。

っていう中ですごく不満に思うんじゃないですけれども、こうしたらいいんじゃないかって意見とかってありますか?

――やっぱり意識が違うんじゃないんですか? 普通のサラリーマンと経営陣と。そこは会社入ってもあるじゃないですか、従業員側と経営者側の違いっていうのは。なので、どちらを的にしたいかっていうのはしっかり絞るべきだと思いますね。サラリーマンが入りやすい青年会議所っていうのを作るのか、経営者を増やしていく方がいいのか。その中でも意識のあるサラリーマンはついてこれる風にするのか。僕はどっちでもいい気がするんですけれども。

そこって今女性活躍で、女性メンバーを増やすとか、LOMによっては市の方が結構入っているところもあらしいんです。そういうところで完全に会社経営していないと「アレ?」みたいなところもあると思うんですけれども、それぞれLOMで違うと思うんですけれども、全部両立って難しいと思うんですよ。

――そうですね。

そのLOMの方向性を決めていかないと拡大するうえでも、入った人が困っちゃうこともありと思うんで。

――経営学的にですよ、単年度だからできないのかもしれないですけれども、今年はサラリーマン向け、来年は経営者向けってやっていったら、両方がちょっとずつ増えていくんじゃないかなと思いますね。計画的にですけれども。

さらにサラリーマン向けの人が次の年度、いきなり脱落しないようにというのをやってってことですね。

――そうですそうです。

そしてですね、あと仕事の話とかで、これから色々仕事をしていこうという中学生たちに青年会議所って地域の先生とかやったりしているんですけれども、これから仕事をしていこうという市民とか子どもたちに、何か伝えたいこととか、自分で仕事始めた人だと何か信念とか。

――僕ね、何にもないんだけど、仕事に関してもなんでもそうなんですけれども、自分が楽しくないとできないですよ。やっぱり嫌々やっていたら雑にもなるし嫌にもなるし。でも楽しんでやればそれに入り込めば、丁寧にもなるし改善、次こうしたらもっとよくなるんじゃないかなとか湧いてくると思うんで。何でもかんでも楽しむことがいいと思いますね。

なるほど、楽しんでちゃんとやるってことですね。ありがとうございます。すみません、一つ訊き忘れたんですけれども、今の仕事を選んだ理由というのは。

――やっぱり僕の祖父が会社を作って、父が3代目、JCの先輩にあたるいとこが4代目なんですけれども、やっぱ父が記憶の中で50を過ぎたら会社にあんまり行かない経営者がいいなと小さいころから言っていたので、追いかけるように父の背中を同じ職場で見ていたいなっていうのが一番でしたね。それが僕が他の会社に行かず、すぐ直系の祖父の会社に入った理由ですね。

なるほど。そこで入ってJCの話をそこで聞いて、今に至ると。そして入って今8年。あと10年。まだ折り返しに来ていませんね。色々と楽しみな年数でもございますが。JCも将来的にも役職を受ける人は受けていると思うんですけれども、その辺も何かありますか?

――今家族、自分のことも定かじゃないし、仕事もまだ自分の位置が安定していない中で、心から楽しめるのかなっていうのがあって、理事はまだやらないっていう答えに行きついていますけど。やっぱりどこかで無知のままで入り込んで行ってしまう、そんな度胸が必要かなとも思いますけど、どうしても怖いなっていうのがあって。

逆にそれは責任感があって、それがちゃんと果たせるかっていう思いがあってという不安ですかね。

――そうですね。こけたくないし。

割合ちゃらんぽらんにやってみて、こけまくってるけれどもとりあえずやってる僕みたいな人もいたりするんで(笑) まあその辺はいい塩梅でできるといいですね。さっきのサラリーマンだとか会社の経営している人向けだとか、色んなJCとかでも女性も含めてどういう人を選んでいくかとか、どうやってやっていくかとか理事とかもそういう話があるので、家族と仕事とバランスをうまく取れている人ばっかりじゃないと思うんで。その中の悩みっていうのはJC不変の話だと思うんですけれども、LOMとしての答えを持っていると良いなって思うかもしれないですね。

――良いですよね。

そういうのもみんな思っているけど言わないみたいな事じゃなくて、フランクに話をしながらやっていくのもいいかもしれないですね。

――そうですね、楽しそうですよね。

そんなJCを目指して共に頑張っていくということで、最後にJCのみなさんに一言よろしくお願いします。

――何事も楽しんでください。楽しめばきっと見えてくる世界が違うかもしれません。僕も怖いですけれども、楽しめるように頑張ります。

ありがとうございます。この8年間の本音が凝縮された言葉でございます。

――まだあと10年ありますけれども、今後もよろしくお願いいたします。

相模原JCを
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