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会員紹介インタビュー 野村勇次

ちょっと某集まりから離れながら、ちょっと個人情報を散布する会員紹介インタビューという謎の仕儀でございまして、お忙しいところ大変恐縮なのではありますが、まずもってお名前と職業から言っていただいてもよろしいでしょうか。

――野村勇次、飲食店です。あれ、ラーメン屋ですか?(通りの反対側を指差しながら)

あれは「麺でる」で有名な次郎系ですね。近いんでたまに行くんですけど。知っていて言うのもあれなんですが、飲食店というと、どんなものをやってらっしゃるんですか?

――ラーメン屋と居酒屋です。

ラーメン屋さんと居酒屋。ラーメンっていうと相模原は結構色々ラーメンがあると思うんですけれども、何系みたいなものはあるんですか?

――いや、うち結構色々やっちゃってるかもしれない。

というと。

――色んな種類のラーメンがあります。豚骨もあれば醤油、塩、みそ、つけ麺。

自分の店でいろいろ種類を出してるっていうのは、何店舗か分けて「この店はみそ」とかそうやっている話ではなくて。

――一店舗で。

一店舗につき色んな種類を出してる。そこは何かこだわりがあって?

――いや、特にこだわりがないから出しちゃったみたいな。

逆に。

――逆に。

美味しいなら何でも。

――そうそうそうそうそう。

中でもおすすめっていうのは何かあるんですか?

――つけ麺かな。

つけ麺。それは何でおすすめなんですか?

――味?

味。

――味、量。

味と量。確かに前爆盛りの企画でちょっと行かせていただいたときに、死ぬかと思ったんですけれども、その量を出していこうというのは、何かコンセプトがあるんですか?

――もともと学生が多い街で始まったもんだから量になっただけで。

それは相模原の特性みたいな?

――いや、相模原じゃなくて経堂で。

経堂。経堂ってどこですか?

――世田谷区の方の。

あ、世田谷区の方でラーメン屋をはじめて。

――いや、その店はね。

そこから相模原に移ってきたみたいな感じですか?

――移ったというか支店を出して、俺が買い取ったっていう。

っていうことは店舗って今幾つぐらいあるんですか?

――自分のは二つ。

相模大野のボーノと。

――ボーノと町田。

先日南大沢にも同じような名前の。

――南大沢にもあるし藤沢にもあるし。海老名にもあるけどそれは別会社。

なるほど、手広くやってるんですね。居酒屋はどこにあるんですか?

――居酒屋は東林間。

そこはどんな感じの居酒屋なんですか?

――串カツ屋ですね。

串カツをメインに。おすすめはやっぱり。

――串カツでしょうね(笑)

おすすめは串カツな串カツ屋さんですね。あと他にも色々な業種をやってらっしゃるって話も聞くんですけれども。

――製麺業ですかね。製麺業とか厨房機器取扱いとか。

いわゆる飲食関係のコンサルトという形ですか。

――そうですね。

これからもどんどん広げていく予定なんですか?

――もちろん!

なるほど。将来の展望としては。

――どうなんやろ、儲かればいいんかな?(笑)

まあ、会社として利益を追求できればいいのかなと(笑)

――そうそう(笑)

当然でございまして。そんな中JCの話に入っていくんですけれども、入ってきっかけはなんですか?

――イベントの第一回S1グランプリの出店ですね。

出店業者として。それで入ろうみたいな?

――そうそう、儲かったからね。

誰かに誘われたんですか?

――焼肉屋さんですね、三澤さん。

入るきっかけを決めた例会とかありますか?

――いや、そのイベントで。

あ、このイベントで。

――こんな儲かるなら入っちゃえと思ったけど、全然違ったよね、団体が。

と、申しますと(笑)

――入る団体間違えたかもしれん(笑) はははは(笑)

ははははは(笑) その後儲かったりしたようなしないような。

――儲かるようなことはJCでないよね。

言い切った!(笑)

――飲食店としてはね。

逆に良いこともあったり。

――出店とか人脈とか出来たから。

入って後悔、入って良かったと。

――入って良かったと思います。

そこは売り上げにはならないけれども。

――そうですね。まあ、なってるけどわからないよね。一杯食べに来てくれても結局600円、700円だし。居酒屋だって、食ったって3,000円~4,000円くらいだし。JCが来てくれてるからいくら売上上がっていうのかはわからないので。

なるほど。ここはあれですね、何かの方法で検証出来たら次活かせそうな。

――そやね。

そんな中で色々細かい売り上げというよりは、繋がりとか出店の方が実感があるって感じですね。

――そうですね。

なるほど。入って何年目くらいですか?

――2014年から入ったので5年。

それで今は常任?

――常任です。

やりつつ、委員長も今年はやっているという。JC大好き。

――大好きじゃないよ。できれば辞めたいよね(笑)

それは書いてもいいですか?(笑)

――書かなくてもいいけど(笑)

それでもやっている理由ってなんですか?

――意地みたいなとこだけかな。

意地。男としての。

――そうやね。

なるほど、でも僕野村委員長のもとでやらせていただいたこともあるんですけれども、やっぱり野村さんを慕う声って結構多いですよね。

――そうなんですかね、ありがたいことですね。

そこは外見としては割合怖いと言われつつも。

――あ、副委員長が出てきた(笑)

誰に聞かれても大丈夫なのがこのインタビューでございます(笑) じゃあ、学んだ中で他のメンバーに伝えたいこととかありますか? 

――まあ、理事はやった方がいいよ。

理事はやった方がいい。

――そっからが本当のJCじゃないですかね。

やらないとわからないことが多い?

――多いですね。見えない部分が多い。

やっぱりみんな理事やると大変大変って言いますけど、それでもやった方がいい。

――大変だからこそやるべきだと。一回は。やった方がいいと思う。じゃないと誰でもできる団体だったら別に意味がないからね。

学びが深くないということですね。

――そうそう。

理事までやって負担かかって辛い思いしてふざけんなって思ってこそ。

――そこに学びがある。

なるほど。ありがとうございます。最後にちょっと仕事の方を聞きたいんですけれども、今色んな業種でやってらっしゃるじゃないですか。もともと一人でやりたいという思いがあって起業したんですか?

――そうそう。もともと小学校から人に雇われるのが嫌いで。

小学校から(笑) 普通大学越えたくらいからですよね。

――いや、小学校から。

先生も嫌いで?

――そうですね。卒業文集に書いてある。人に雇われるのは嫌いと、だから自分でやると。ぶれずに来たよね。

何歳くらいで決めたんですか?

――ずっとずっと。

半世紀前から決まってたんですね。それを実行に移したのは?

――32歳かな。

そこまでは修行というか。

――そうやね。

それはラーメン屋さんでずっと?

――そう。

自分の追い求めるラーメンが。

――追い求めてるというか売れると良いと思っているラーメン。

売れるラーメンが(笑)

――そうそう。

じゃあ32歳までは、チェーンとかそういう店をまわったり?

――そういう感じだね。

野村さん自体は料理人として味も監督してるんですよね?

――まあ基本的には。

この味だったらいいとか、そこのコストとかバランスも考えて。製麺もやってるんですもんね。

――そうですね。

でもラーメンに関してはスペシャリストという感じですよね。

――いや、そんなことないですよ。ラーメンって人それぞれだから。食べる好みもあれば作り手の好みもあるから。

それがマッチするお客さんが来てくれる。そして今広がっていっているんですね。素晴らしい。ちなみに新しく自分で、個人で仕事をはじめようとしている人にアドバイスなんかはありますか?

――一生懸命まずやってみることだよね。

一生懸命やった人間だからこそ言える。

――そうそうそう。正しい、間違っているというのはないからね。

自分のやり方でまずはやってみる。それがテイクアクション。

――それがテイクアクション(笑)

今年のあれですね。あとラーメン屋さんを目指している人たちっていると思うんです。相模原JCって地域の先生とかもやっているじゃないですか。

――知ってるよ。

そんな感じでこれも一般市民の方も見てくれているらしくて、ラーメン屋さんとかってやってみたい、相模原JCってこんな色んな業種があるんだって中で、そうやって見てくれた中でラーメン屋さんってこんなやりがいがあるんだって人に対しての言葉って何かあります?

――自己満足で終わらんことだよね。生涯そうだけど、相手がいて何ぼやから。自分がどうとか、俺はこのラーメンがどうとかそういうのじゃなくて、素直に意見を取り入れることだよね。

おいしいと思ってもらわないと意味がないと。

――そう、来ないと意味がないから。

さっきの売れればっていうのはそういうところに繋がってくるんですね。作り手の満足度を追求するラーメンと言っても過言じゃない。あ、作り手じゃない、食べ手ですね。あと最後に取りまとめっぽいことを。無茶ぶりでお願いします。

――いや……頑張りましょう!(笑)

それは誰に対して。

――全員に対して。見てくれている人に対して。

頑張っていく。わかりました。もし野村さんの企業を受ける若者がいれば、一言「頑張ります」と言えば採用?

――採用で(笑)

ありがとうございます。これでまた就職難が一つ解決できるインタビューになりました。ありがとうございました!

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