~令和の時代の幕開け~
31年間続いた平成時代が幕を閉じ、新時代「令和」が幕を開けました。
明治維新以降、初めて我が国で戦争のなかった時代、平成。有史以来戦争を繰り返してきた国に、平成は戦争のない時代というレガシーを残してくれました。
これは先人たちの弛まぬ努力のおかげであり、感謝の念に堪えません。
他方で、世界にはまだ戦争の惨劇が繰り返されています。恒久的な世界平和を実現するため、ここから決して目を背けてはなりません。
平成時代の終焉は、新たなリーダーの誕生を予感させます。社会は、新時代に対する期待と高揚感で溢れています。この機運を次代のイノベーションへとつなげ、我々は、「令和」に何を受け継ぐのか、そして何を新たに築くのか、見出さなければなりません。それは偶然の産物であってはなりません。
明確なビジョンと行動をもって未来を築きましょう。令和の更にその先を見据えた未来を。西郷隆盛や坂本龍馬が活躍した明治維新。当時、彼らは我々と同世代の青年でした。「そんなことできるはずがない。」そう脳によぎった瞬間に未来は扉を閉ざします。
できないと決めつけた人が築いた未来は、未だかつて存在しません。
誰かに委ね、誰かを批判し、傍観した人が築いた未来など、存在しません。
歴史の主役は、常に行動し続ける者でした。これは、物理学、統計学、心理学、あらゆる学問が、そして歴史が実証しています。
「問い続け、行動し続ける限り、未来は妄想でも偶然でもなく、やがて実現する目標です。」
このまちにはやるべきことが溢れています。地方創生、人財開発、次世代の創造。
そして、その先には常にこのまちがシビックプライド(郷土愛)の気炎で包まれ、そこに住み暮らす子どもたちが希望に満ち、誰もが限りない己の可能性を躍動させ、挑戦できる人生を遂げる未来を常に見据えます。
令和の旗手は、我々青年です。与えられた未来ではなく、今と未来を創りましょう。
ただ待つよりも、与えられるよりも、自ら今と未来を創りましょう!
ワクワクしませんか?あなたが、私が、そして私たちが創造する今と未来。
考えたことがありますか?描いたことがありますか?
テレビの中の映像の傍観者ではなく、あなたが創った今、そして未来。
きっとそこには素晴らしい時代が拡がっているはずです。
平成と令和のはざ間に青年期のど真ん中に我々がいるのは、必ず運命です。
常に壮大な夢を掲げながら、大声で笑い合い、肩を抱き、そして言葉ではなく行動を旗印に、力強い一歩を踏み出しながら、歩いていきましょう!
まちのの魅力を伝えるシティプロモーション、2020年オリンピックパラリンピック
持続可能な世界を作るSDGs、まちを愛する気持ちを育むシビックプライド
無限の可能性を広げる数分が起こす奇跡、まちのリーダーたらんとする一騎当千の人財開発等
我々をワクワクさせるコンテンツがこのまちには溢れています。
そして、あなたの横には必ず笑顔の仲間がいます。
共に大きな未来を見据えましょう!!
さあ、一緒に可能性の扉を開く「鍵」を探しにいきましょう!行動だけが切り拓く鍵の在処を。
Take Action!!
「未来を予測する最良の方法は、未来を創ることである。」
(ピーター・ドラッカー)
令和元年初日
公益社団法人相模原青年会議所 第54代理事長 宇田川 隼