私たちの生活に関わる!?統一地方選挙とは
~ 私たちの生活に関わる!?統一地方選挙とは ~
「統一地方選挙」という言葉、最近テレビや新聞、ネットニュースなどのメディアで目にする機会が増えたのではないでしょうか。統一地方選挙とは、地方公共団体の首長と議会の議員の選挙日程を全国的に統一して実施される地方選挙のことを指します。有権者の選挙への意識を全国的に高め、また選挙の円滑かつ効率的な執行を図る目的で、四年に一度(卯年、未年、亥年)実施されています。相模原市においても、平成31年4月7日に第19回統一地方選挙が執行されることになっています。
~ 18歳選挙権は、世代間で偏りのない政策を実現する ~
2015年6月、公職選挙法などの一部を改正する法律が成立し、満18歳以上の人も有権者として選挙に参加できるようになりました。では、どうして選挙権年齢は引き下げられることになったのでしょうか。その背景には、若年層の投票率の低さがありました。選挙の仕組みを考えたときに、若年層の投票率が低く高齢層の投票率が高ければ、高齢層を優先した政策が採られることは想像が付きます。そうでなくても、少子高齢化の影響を受けた現在の政策は、高齢者重視になりがちです。若年層の投票率が上がることになれば、政治は若者の意思を無視できなくなるでしょう。このような意図もあって、選挙権年齢は満18歳に引き下げられることになりました。
~ あなたの一票が相模原の未来を創る ~
今回の市長選では、現職市長、市議、県議、衆議院議員、大学教授と多彩な顔ぶれが出馬を表明し、注目度が高まっています。相模原青年会議所では、3月8日(金)に産業会館多目的ホールをお借りして「相模原市長選 公開討論会」を開催します。ぜひ会場へ足を運び、立候補予定者の生の声を聞いてください。残念ながらお越しいただけなかった方のために、後日動画配信も予定しています。この機会は、投票日当日の判断材料のひとつとなるはずです。
あなたが投じた一票が当選者を左右するような、一票差で決する選挙なんて、普通に考えてそんなことが起こるとは到底思えませんよね。だからといって、その一票には意味がないなんて思わないでください。10代20代の投票率が上がり、全ての世代が政治に対して影響力を持つことで、それは選挙を通じたまちづくりと呼べるのではないでしょうか。
↓公開討論会の詳しい内容はこちらをご覧ください。