JcMagazine

2019渉外日記#1海の向こうの友人編①

渉外日記1発目は先日行われた姉妹JCとの交流事業について報告いたします。

相模原JCには国際姉妹JCがおりまして・・・先日、その姉妹JCの新年度式典がございましたので行ってきました。

その姉妹JCは・・・釜山海雲台JC。

(“プサンヘウンデ”と読みます。)

韓国の南の大都市、釜山にあるJCさんが相模原の姉妹JCなんですね。

というワケでいってきました、1月の中旬。

成田空港から飛行機に乗って。

海沿いの空港に降り立った相模原メンバー数名。

ちなみに自分は初韓国でした。

着いて驚いたのが、釜山の大都市っぷり。

高層ビルが立ち並び、幅の広い道路狭しに車クルマくるま。

ハイウェイ的なものをいくつか抜ける度に徐々に視界から大自然が減っていき、海雲台に着いた頃には東京の都心を彷彿にさせるような光景でした。

海沿いで、ビーチもありながら歓楽街もあり、そして高層ビルも同居する海雲台は、さながら新橋+新宿のような出で立ち。

神奈川のチョイと田舎から来ちゃって、なんかすんません!って思わず言いそうになったんですが、そこはグッと堪え、着いた早々、海雲台JCの式典に参加。

入口から入ってすぐ、大きな横断幕に「相模原青年会議所」の文字。

席に着き、バイキング形式で食事をまずは頂いたのですが、理事長その他、過去にも韓国に来ているメンバーには握手と挨拶にひっきりなしに海雲台メンバー、OBがやってきていました。

(私にはもちろん誰も話しかけに来なかったんでガッツリ、韓国料理を堪能しました。)

 

そして、いよいよ式典開始。

海雲台JCのド派手な演出に驚きながらも、その熱のこもった話しぶりから“韓国も日本も若者は元気だな”と思ったり思わなかったり。

そして、式典もいよいよ佳境。

我が青年会議所理事長 宇田川の挨拶の番に。

 

理事長、凄いんですよ。

通訳が脇に控えているにも関わらず、一字一句日本語を挿まず、挨拶全文を韓国語で、しかも己の口でしゃべり倒したのです。

 

 

終わった瞬間の万雷の拍手。

きっと、発音が変だったり、たどたどしかったり、するんだと思います、本場の韓国人が聞いたら。

でも、気持ちはしっかり伝わったからこそ、あの拍手なんだな、と。

 

島国日本には、隣国という感覚が乏しいところがあります。

国境はイコール海で、自分が出ていくのも一苦労なら、向こうから来るのも一苦労。

しかし、世界の多くは陸続きで、隣国とは友でもあるんですが、時には一番近い敵でもある存在。

正直、日本も韓国との間に諍いがなかったわけではありません。

今でも、少し不穏で、笑顔だけじゃいられない話も弱冠あったりして。

 

それでも、あの拍手。

そして、それが本当の人間同士の友情で、人類みな兄弟と思わず言ってしまう所以なんだな、と思いました。

 

JCの最終目的は“世界平和”です。

異国の地で、異国の言葉で、日本の魂を見せつけた宇田川理事長のような、真正面からの感情には、受け手の逃げ道はなくって、世界を正攻法で“繋げる”ことができる。

あの拍手にはそんな可能性があったものだと思います。

 

そんな、韓国一日目。

少々の深酒ともに民間外交について、隣国について考えさせられた夜でした。

(②に続く・・・)

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