会員紹介インタビュー 鈴木晃地君
はい!では今日も!楽しく!会員紹介インタビューはじめさせていただきます!今日は鈴木晃地くんに会員紹介インタビューということでございまして、まず名前の紹介と仕事の紹介からはじめてもらってもいいですか?
――はい、鈴木晃地と申します。相模原市議会議員という仕事をさせていただいていて、みなさんからお預かりしている税金の使い道を決める、そんな仕事をさせていただいています。
なるほど、市議会議員さんですね。結構JCだと市議会議員の方も何人かいらっしゃると思うんですけども、議員さんという職業はそれぞれ公約と言いますか、やろうと思っていることって違うんですよね。
――えーっと、それぞれ信念に基づいて政策を作っていると思っているので、まちに合わせた自分なりの考えを政策に乗せてやっているのではないかなということで、同じ見え方をしている人もいれば、そうではない違う視点を持って取り組んでいらっしゃる方もいます。
なるほど。それぞれ政治理念、信念に基づく政策があるわけですね。ではまず、鈴木先生の信念についてお伺いしても良いでしょうか。
――僕の信念は皆様からいただいた普段の悩み事であったりとか、変えてほしいなって、なんで税金払っているかわからないなって方が、「あ、なるほどね」って。税金払っていてよかったとか、声が実現するとか届くなって、いわゆる身近な感覚っていうのが非常に大事なのではないかなと。まずは地域を歩いて、皆様の声を市政に届けていくのを信念にやらせていただいております。
なるほど。先程のお話で、「信念の基づく政策の実行」という話なんですけれども、一般の人とか他のメンバーからすると、議員さんっていうのが主に何をしているのか、結構ピンときている人って少ないと思うんですよ。やっぱり議会に立って、法律とかを作っているのかな、みたいな。そういった意味でいうと、分かりやすく例えとか頂けると嬉しいです。
――我々は立法府ではないので、国会と市議会というのはちょっと役割が違いますけれども、簡単に言うと市特有のルールを決める、いわゆる条例であったりとかですね。あとは皆様からお預かりしている税金の使い道ということで最初話しましたけど、その使い道の中で道路をきれいにさせていただいたり、公園の遊具をきれいにしていたり、子どもの保育園に通う補助金を出していたり、ご高齢の方が社会で過ごしやすくなるためにバスにお金を出していたりとか、色んな部分で多種多様なところも、まずは審査をしてそれを議決をして、前に進めていくというような、そんな仕事をさせていただいております。
そうすると一般の市民からしたら、直接議員の方にここの公園に何かがほしいとかお願いをしていくような感じでいいんですか?
――議員さんそれぞれスタイルがあると思うんですけど、私は皆様の声を実現するというのをテーマにしていますので、まずは悩んでいること、それはなぜかというと、普段生活してその公園を使っていないとわからないことであったり、気づくことってあると思うんですよね。なかなか普段前を通るだけではわからない道でも、生活すると雨が降った時には水が溜まると。そういうことも住んでいる方にとって非常に気になることを、まずは教えていただくということが一番かなということで。現地現場の声を聴かせていただければと思っています。
ある意味で市民からして地元密着の事柄について、地元密着の議員さんがそういう風によりよくしていく手伝いをしてくれる、という感じですか。
――まさにその通りですね。私自身はそう思ってやっています。
あとですね、それを志したきっかけみたいなのって何かあるんですか?
――僕自身は介護福祉士として五年間現場で働いてまいりました。その現場を変えていかなければいけないという時に、政治の世界というのが最短ルートではないかということで、手段として政治家ということを目指すきっかけとなりました。
介護福祉士というとどのような職業か教えていただけますか?
――介護福祉士というと所謂、要介護状態の人たちの介護ですね。
介護士とは違って?
――介護士と一緒ですね。介護士の国家資格を持ったのが介護福祉士となります。
そうすると、現場でお身体を起こしたりとかトイレとかお風呂とかを。
――そうですね。服の着脱から、起床介護とか食事介護も全て、身体的な介護も含めてやらせていただいておりました。
それはグループホームとか特別養護老人ホームとかででしょうか。
――私は障害者の施設と、あとデイサービスということでその二つの施設で働かせていただいておりました。
その中で色々たぶんままならないことがあって、それを解決するにはやっぱり自分の介護福祉士という立場でやっていくのではなく、議員として根本から変えていこうという。
――そうですね、現場で働いているときにやる気のある職員さんが、介護士さんがどんどん辞めてしまうという現状を目の当たりにして、これを現場で変えていくというのは非常に難しいということを、現場で働きながら痛感をしていまして、その中で政治の世界というのは先ほども言ったようにルールを決めるものなので、まさに働きやすくするルールをを我々が決めていくということの中で、市議会議員という選択をさせていただきました。
ありがとうございます。ちなみにJCに入ったきっかけは、またどうしてなんですか?
――それはですね、駅に立っていた時に、皆様に演説していたときにたまたまその当時入会していた会員のメンバーの方からお声掛けいただいて、色々な職種の方がいるから一度来てみないかということで、参加させていただきました。
最初はどういった例会に。
――最初はですね、会社の組織運営というところで、印象に残っているのは何か部下から報告を受けるときに、必ず伝えたいことだったりアウトプット前提にインプットしなさいと。会社経営という意味で、マネージメントセミナーに参加させていただきました。
なるほど、ちゃんと身になって覚えてらっしゃるんですね。
――そうですね、四年前のことですけれども。もっと前かな?
私、日々いろんなことを忘れていくんですけど(笑) ありがとうございます。じゃあJCに入って感想ってどんな感じですか?
――まさに最初にご案内いただいた通り、色々な業種の方がいらっしゃる。僕自身の目標としている色々な見方で現場の声を聴くということに、非常にマッチしています。なのでJCの活動をする中で、地域と関わる、また色々な多業種の方から現場の声を聴くということで、非常に勉強させていただいています。
JCの方でも介護関係の方とかっていらっしゃいましたっけ?
――少ないですけれども、今回入会された方とかもいらっしゃいますし、僕が入った当時には入会されていた方、もう卒業しちゃいましたけどいましたね。
僕も行政書士なので、後見制度や新しい外国人の在留制度の改正などで、今介護については色んな状況変化を聞きますけれども。そんな中でJCでも色んな人がいるので、一緒にみんなで協力してできたらいいですよね。
――これからの社会、僕はイノベーションが大事だと言ってるんですけど、イノベーションが起こるためにはその業種だけの知識を網羅していくのは難しいと思っていまして、色々な多業種のノウハウみたいなものを併せ持って、そして多角的に解決していくのが大事なのかなということで、非常に勉強させていただいております。
なるほど、そつのない答えでございます(笑) さすがですね。あとは仕事について何かアピールというと言い辛いと思うんですけど、自分はこういった形でやっていて、なんかお願いするどうこうって言うと他の業種となんか違うと思うんですけど、こんなことあったら声かけてね、相談してねってことありますか?
――そうですね、普段生活されている中で基本的に我々の業務の中で、扱わないもの扱うもの、当然業種によって違うと思うんですけれども、まずはワンストップでご相談いただくってことが私たちにとって非常にありがたいことです。それは例えば葬式の件、結婚の件。一般的には関係ないことのように聞こえますけど、市の方では市営斎場を持っていたり、子人届特殊なやり方でやっていたりとか、色々なルールで実は普段の生活の部分がものすごく行政のサービスを使っているということがあるんです。ただ、気づかずに使っていることも多いので、まずは一度ご相談をいただいて、何かで困っている、または助けてほしい、こういうことがあったらいいということを言っていただくと、非常にうれしく思いますし、それで実現した例というのも多くございます。
なるほど。その結婚とかについても、なんてことも。
――ええ、あの本当に今のは一例ですけれども、本当にどんな状態であってもまずは一度ご相談をいただくということが、我々にとってはいい。ただ、やはり業種の中で扱わないところ、扱えないところっていうのもありますので、そこもはっきりとお答えができる出来ないってところはお伝えはしますけれども、まずはどんなことで悩んでいるとか、こんなことをしてほしいという要望があるのかご相談していただくというのが、我々にとって非常にありがたいことです。
結婚相手がいないとか、友違いないとか、彼氏がいないとかでも、何でもまずご相談という(笑)?
――所謂そのお友達がいない、家庭内にこもってしまう子どもに対しても、青少年支援センターというサービスを提供して、どうやったら人と関わりあえるようになるのか、そのノウハウだったりとか。例えば弁護士さんに相談するにしてもなかなか最初はハードルが高いので、無料で市の方でサービスしている。そういうところも状況に合わせてご案内することが出来るので、できること出来ないことありますけれど、まずはご相談していただくと非常にありがたいなと思います。
ありがとうございます。ちなみに行政書士も市の無料相談に参加していますので、ぜひぜひ.なんてことはどうでもいいですが(笑) ありがとうございます。あと最後に今これを見ているメンバーの方もいらっしゃれば、市の方もいらっしゃると思うんですけど、JCに入ってよかった悪かったということを含めて、みなさんに最後一言お願いできればと思います。
――そうですね、あの。これは政治の世界に限らないことだと思うんですけど、これから相模原市も人口が減少してくると、だれも経験したことがない、そんな社会になります。そんな中でおそらく一人の力で解決してくことは限界が、私はあると思っています。なので、地域の皆様また市内に住む皆様、市街の方々多様な職業の方々、一丸となってこの市の課題について一緒に取り組んで行きたい。それが最終的には次代の子どもたちにとって、魅力と豊かさと、そして今の誇りというものをお伝えする、そんな繋いでいけるパイプ役になれたらなと思いますので、ぜひお力をいただけた幸いです。
ありがとうございます!