会員紹介インタビュー 富田恵君
はい、本日は久しぶりに女性なインタビューでございます。後日談では「カットなしの会話そのまま載せすぎて恥ずかしい(笑)」という意見も頂く、加工なし100%なインタビューできたてほやほやでございます。では自己紹介ということでお名前と職業と教えてください。
――富田恵(とみためぐみ)です。職業はトリマーでトリミングサロンを営んでいます。
トリマーのお仕事ってなんですか?
――犬とか猫とかの美容師です。
犬とか猫の美容師…っていうと体全体の毛が長くなったらカットするんじゃなくて、おしゃれにする的なものですか?
――その意味合いもありますけれども、どっちかと言えば普通にやっている分には汚れたから来る感じの方が多いです。
洗うとかのも含めてですか?
――洗うのが基本です。洗わずにカットはできないので。
洗ってカットしてあげて、カットすると。髪型じゃないんですけれども、出来上がりの形というのは飼い主の意見を反映するんですか? それともそうじゃなくて、こういうものと決まっている形に切っていくんですか?
――基本は人間の美容室とかと一緒で、ご希望を伺いながらこっちがやっていく感じで。お任せって言われることももちろんありますけれども、基本はオーダーを必ず伺います。
ちなみに、ワンちゃんとか噛まれたりしないんですか?
――あまり技術がないときは噛まれたりするんだけれども、(慣れてくると)噛んでくるのもわかるし、なるべく噛む気持ちにならないように犬とかをコントロールしながらやるので、最近はあまり噛まれてないですね。
なるほど。その口ぶりからすると、ベテラン歴な感じですけれども何年くらい?
――20歳で専門学校を卒業してからだから、できない時期も何年かあったけどたぶん17,18年やってるのかな? 実質15年くらいかな。
そりゃもうベテランですね。
――ですね(笑)
なるほど、ちなみに犬猫、その他動物なんでもありですか?
――いえ、犬猫(のみ)ですね。
なるほど。ひげを切ったり爪を切ったり。
――そうですね、でも猫のひげは切っちゃいけないんです。猫はひげで平行感覚をとっているらしくて、切っちゃいけないんです。犬は希望があれば切りますけど、そうじゃなければ切りませんね。あとは足の裏の毛を切ったりとか。あと肛門腺ってお尻のところから出るにおいのする液が出るところを絞ったりとか、耳の中の掃除で毛を抜いたりします。
ほうほう。そういうものなんですね。ちなみに、人間の髪の毛も切れる?
――旦那さんのは切ってます(笑)
それ聞いたことがあります(笑) 美容室代がなくなったと(笑)
――行ってないでしょあれは元から(笑)
その前から行ってないと(笑)
――はい(笑) でもやっぱり人間のちゃんとした、こういったのは私出来ないです。切り方が違うんで全然。バリカンとか梳きばさみでちょっとはできるけど、こういう風には切れないです。違うんですよ。
なるほど。ちなみにそんな中なんですけれども、JC入って何年目くらいでしたっけ?
――たぶん5年目かな?
5年目。理事もやってましたよね。
――やりました。
JC入ったきっかけってなんなんですか?
――えーっと高校の同級生がJCにいて、何年か前に同窓会で再開して結構仲良く話してて、その時は私まだ独立してなかったんだけれども、独立する経緯も独立した状態も確か知ってて、せっかくだからこういうの来ない?って誘われて、それで来てなんなんだろうと思ったんですけれども、私は個人事業主だし従業員もいないし、実家で一人で仕事をしているから、割と開業したばっかりの時に誘われて、このままだと仕事に繋げたいのもあったけど、独身だしちょっとネットワークが、人間としてほしいかなっていう時期だったから行ってみようかなって思って。まあやってみてもいいかと何回か来るうちに思いました。
最初の例会とか覚えてます?
――はい!えーっとね、最初ヤクザから牧師さんになったやつ。岩田さん見ましたその時。
牧師・・・いたいたいたいた。なんか坊主の人だよね。
――そうそう。(岩田さん)前でしゃべってましたよね、さくら祭りの(PR)。
僕がまだJCを頑張っていたころの(笑)
――そうかな(笑)
ありがとうございます。そこから入って。
――それでも何回か見ましたよ、あれだけじゃなくて。で、入らなくてもいいかっていうところまで行ったんですけれども、なんかちょうどアカデミーが横山真琴さんで女性だったし、海老沢さんが最後お店に来てくれて、入るの止めようかなって思っていた時にこう、ああいう感じの方だけど、入ったら絶対いいことあるから、無理にとは言わないけどって言ってくれたから、じゃあいいかなって思って。
それで入会を決意したと。入ってみて5年経って今どうですか?
――途中にメンバーと結婚して子どもが生まれたからあんまり前のようには、理事の途中で妊娠しちゃったから続きはできなかったですけれども、でもやっぱり1年くらいは子育てでやっぱり来れなかったから、改めて最近ちょこちょこ来れるようになるとやっぱり楽しいなって。たぶんいろんな出会いが普通に結婚してたら絶対なかったなって思うので、やってよかったなっていうのがあります。
基本色んなことを言う人いるんですけれども、JCって本質楽しいと思うんですよ。ただまあ仕事の中でとか制限の中でっていうところで、忙しさがみんなきついのがあると思うんですけれども。じゃあ、今年は何委員会でしたっけ?
――私ブランディング、小橋さんのところです。
来年はまだ決まってないですもんね。
――来年は卒業です。
卒業? 終わり?
――もう終わり終わり。
そうなんですね。
――ラストです。
じゃあ今最後の思い出を。
――だから頑張ってきているのもあるかな。
ちなみにあの、僕「淳」で、旦那さん「純」で、うちの奥さん「恵」で富田さんも「恵」さんで、うちの子供の誕生日も2月15日なんですけれども、なんだかいろんな共通点があってちょっと怖いなって(笑)
――ね、怖いね(笑)
色んな偶然の中でこういう出会いがあったので。ちなみにお仕事なんですけれども、今はお子さんを育てていてお仕事はやってはいないんですか?
――今は週3回だけ、実家だから母親にみてもらいながら週3回だけ入れてやっているんです。
じゃあその間いないときは別の方がやってたりするんですか?
――いやいや本当にそれしか開けない形です。
じゃあ予約制で。
――そうしてますね。もちろん当日電話があったりしたらオッケーすることもありますけれども、基本は一応予約制にしているんです。
じゃあ、お願いしたいという時にはお電話して。
――それかメールで、ウェブサイトにメールアドレスが載っているので、そこからも結構若い人とかがメールくれてやり取りしながらやってます。お電話だとお店にいるときじゃないと取れないので。メールだといつでもできるので。
住所どこでしたっけ?
――お店は南区の相武台です。
なるほど。今後お店を出したりとかいろいろ展開していこうというのはあるんですか?
――実家のところお店自体が一坪くらいしかなくてですけど、子どもを育てていくのも考えると、中央区の家の近くの方に移動できたらいいかなというのはありますね。この先もやっていくんだったら中央区でお店にしてやれたいいかなって。そうしたら人も増やさないといけないとかもあるんで。ちょっとばんやりと。
ちなみに僕専門家としてあるまじきことを訊くんですけれども、興味本位で。今日僕、美容室の保健所検査に立ち会ってきたところなんです。人間だと美容所・理容所登録とかあるんですけれども、動物のトリミングだとそういう登録・許可とかあるんですか?
――ありますね。動物取扱業っていうのと、あとは動物取扱責任者っていう人が一人いなくちゃいけなくて、それの資格も必要ですね。
動物取扱業ってペットショップとか売るときにとるやつじゃなかったでしたっけ?その区分の中に?
――ありますよ、展示とか保管とかそういう区分があるんですけれども、トリミング美容室も同様ですね。
動物取扱業の範疇の中で。
――たぶん乗馬クラブとかもそういうの必要だと思います。
先日保健所で、虫を売るには必要ないんですけれども、爬虫類のトカゲだと(動物取扱業)必要だと言われて…今丁度取り掛かっているとこです。
――そうかも、特定の哺乳類だったりすると。
ペットショップの関係の申請関係で動いていたんですけれども、トリミングサロンも取扱業の範疇だったんですね。
――お預かりするから保管が必要なんですよね。
いやあ、めっちゃ勉強になります。一応私、許可ごと専門ですけど、許可って何百・何千種類もあるので、触れる機会がないと知らないものもあるなあ、と。
ちなみにトリマーさんの各トリミングサロンによって違いとかあるんですか? やることは基本的には一緒ですか?
―― 一緒だけども、それは人間の美容室と同じで、安くたくさんこなすところと、そんなに安くないけど丁寧にやる場所とか、すごい高級なところもありますし、うちは私が出来る範囲できちんとやろうという形なので。
なるほど、その他何か売りとかありますか?
――売りは犬と家族の気持ちに寄り添ったトリミングをしますよっていうのは、自信を持って言えますよね。
ありがとうございます!ちょっと最後の締めにですね、皆さんに対してのコメントと会見を何か、JCメンバーに対して何かあれば。
――そうですね、私は女性のメンバーで法人でもなくて個人事業主ですけれども、なかなかそういう人って店舗営業していると営業時間があるので、JC活動で休んだりすると飲食の人も同じかなと思うんですけれども、結構売り上げが減ったりとか実際にありますし、難しいところだと思うんですけれども、できる範囲でいろいろやる事によって、その時しかできないネットワークによって得るモノもいっぱいあるので、どっちかに傾かなくていいと思うので、できる範囲で楽しくなるような感じでやっていってもらえたらいいなと思います。女性ももっと増えたらいいんじゃないかなっと思っております。
ありがとうございます。僕も個人業なので、みんな同じ悩みを共有していると思います。そんな中唐橋さん、どうしたんですかニコニコと(笑)
(唐橋)いや、めずらしくちゃんと仕事してるな、と(笑) 今日はトミーのインタビュー?
そうですそうです。今とらせていただいて。
(唐橋)ガンガン言った方がいいよ。
――もうでも締めの一言なんで。もうね(笑)。
いまちょうど、個人業とか営業時間があってなかなか来れないけれども、そこで諦めるんじゃなくて、できる時間だけでも来てもらって(という話を)。
(唐橋)そうだねそうだね。
何か決めつける必要はなくて、自分のできる範囲っていうのを随時考えながらやっていくだけでも、すごく価値があるということを教えていただきました。
(唐橋)確かにね、トミー子供育ててるもんな。よく子どもと旦那と仕事と折り合いつけて来てるよね。それがすごいよね。
そうですね。なのでこういう意見をどんどん集約して、インタビューをしていこうと。
(唐橋)本当に女性ならではの目線だとこういう話を聞けるよね。
そうですね。あの女性の座談会なんかもしたらいいですよね。
――でも13日女性メインの統計会やりますよね。私それ行きたいから預けていこうと思って。それは行こうと思います。
じゃあ、皆さん、女性の方はこれを見ていたら座談会へ!!それにこの記事が間に合えば(笑)
(唐橋)間に合うの?
間に合わせます!
では富田さん、本日はありがとうございました!では帰って記事を書きに行かねば!さらばじゃあ!