会員紹介インタビュー 大西孝幸君
はい、本日だいぶ間を開けてやって参りました。楽しい楽しいプライベート侵害、会員紹介インタビューでございます。勿論回答はお答えできる範囲内で大丈夫ですよ~。と言うより、正直に答えるとそっくりそのまま載ってしまうのでお気をつけ下さい(汗)。ということでまずは自己紹介、お名前とご職業と趣味を三行で(笑)!お願いします!
――はい。名前は大西孝幸(オオニシタカユキ)です。職業は司法書士と行政書士をやっています。あと趣味は……実際のところは、昔自分が小っちゃかった頃によく集めていたガンダムのガチャガチャ、ガンけしが大好きで、実際には集め終わったんですけれど、そんなものを集めたりするのが結構好きです。
なるほど、ガンダムが好き?
――我々のときってSDガンダムがやっていて、あれが大好きです。
ナイトガンダムとか武者ガンダムとか。
――ありましたよね。
そんなガンダム世代で、そんなガンダムの話もしつつ。ちなみに二十何人のインタビューの中で趣味を訊いたのは初めてです(笑)。
※文字起こし上の関係で、大西君以降にインタビューされた方が先に趣味を掲載される可能性があります。
――そうなんですか(笑)。
仕事は行政書士と司法書士をやっている、と。
――そうですね。
メインは司法書士の方ですか?
――どちらかというと司法書士の方が多いですね。
司法書士はいま(開業してから)何年くらいやってらっしゃるんですか?
――司法書士は25のときになったので、今38なので13年ですね。
結構長いですね。行政書士は?
――行政書士はなったそのあと、確か4年後くらいだったと思うんで。でももうちょっとで10年とかそんな感じで。
行政書士だと僕も色々(業務について)わかるんですけれども、司法書士の方って、なんとなく不動産系がメインの事務所とか商業登記がメインの事務所とかわかれたりって聞くんですけど。そういったのはあるんですか?あと債務整理とか一時期流行ったらしいですよね。
――その中でも基本的には不動産の名義変更です。会社だったら会社の色々な変更の登記。
不動産だと、よく大きい銀行さんとか大きい不動産屋さんを捕まえるとウハウハという話を聞きますが、そのへん如何でしょう(笑)。
――そこまでにはなってないけれど、うちは不動産会社さんとっていうのはあんまりないんですけれども、まあ何か所か銀行さんから直接っていうのはありますね。
行政書士の方は何をやってらっしゃるんですか?
――行政書士は主としては許認可で、その中でも建設業、あとは産廃とかそういうのが大体です。
今13年やってらっしゃって、最初のはじめたきっかけとか、いちおう資格商売というとあれですが、こういった商売ってはじめる前から形はある程度作りやすいというか。自分でやろうと思ったきっかけとか、自営業としてやっていこうと思ったきっかけとかありますか?
――はじめはちょっと無理やりなんですけれども、大学を考えた時に、この学部に行ったからこの職業だというわかりやすいものじゃないと学校を選べなくて。そしたら法学部だったら弁護士さんとかわかりやすいと思うんですけど、その中で自分の性格を照らした時にちょっと弁護士には向いてないかなと思って。色々そういう資格の職業を職業支援とかで調べていたら、司法書士とか行政書士とか弁理士さんとかがあって、弁理士は理系の方に向いているので、そんな中でもしかして自分に向いているのは司法書士、行政書士なのかなというところで就いた感じです。
なるほど。きちんと考えて受けてらっしゃったんですね。私は法学部ではなかったんですけれども、最初何かで司法書士のチラシを見て勉強を初めて。一緒に行政書士の試験を受けたら受かって、でも司法書士の方は落ちちゃったんで、このまま勉強を続けるよりも、なんとなく自宅で開業してみるかと思って開業して、ズルズルきてるそんな僕34歳なんですけれど。勉強を継続するというのは本当に難しいですね。
――そうですね、なかなか。
弁護士さんにしろ何にしろ色んな資格があると思うんですけれども。みな努力をして。
――そうですね、最後どれも受かった年を考えると、狂ったように勉強してましたね(笑)
狂ったように、ですか。迫力が伝わりますね。何歳で受かったんですか?
――25歳。
若いですね!何歳から勉強をはじめて?
――大学3年生の時? 4年生の時に初めて試験を受けて、その時はそこまで勉強しなかったんですけれども、卒業後に本腰を入れて勉強し始めて、合計4年ですかね、やっぱり。
僕はちょっと受けたらすぐに諦めましたね(笑)。難し過ぎ無理だと(笑)。でもそれで今こうして仕事をしてらっしゃって。今は自分一人でやってらっしゃるんですか?それとも誰かと一緒に?
――事務所としては隣に妻が一緒の事務所で働いていて、それは社会保険労務士で別の職業としてやってはいるんですけれども。あとは自分の父親と、妻のお父さんももう定年退職をしてせっかくなんでってことで、今主に4人で仕事を手伝ってもらっています。ほとんど家族で。
こういう士業商売って自分たちだけで成り立つじゃないですか。そんな中でJCに入ったきっかけって何かあったんですか?
――そうですね。士業って今まではどちらかというと資格があって、さすがに待ってればってわけではないですけれども、とりあえず今ある仕事をちゃんとやってればなんとかっていう時代だったと思うんですけど、今言われているのはAIが発達して手続き業って恐らくなくなるだろうっていう中で、士業の中でもやっぱりクリエイティブであったり自分で考えて仕事を見出していかないと、今後立ちいかなくなるなって。それの何かヒントがあったり何か変えなきゃなっていうのが、もしかしたら見つかるかなっていうのがあって入ったのが一つ。あとは自分一人でやってるので、前々からずっと君はもう人を入れた方がいいって。でも人にお願いするのに慣れていないので、それの個人的なあれで申し訳ないんだけど、練習の場にもいいなって。
主に経営課題を解決するためと、手法が見つかるかもしれない期待と、っていうのがあったんですね。
――そうですね。
なるほど、入ってみてどうですか?
――そうですね、これだって見つかったわけではないんですが、でも新たなことを考えるっていう練習にはなっているのと、ちょうど次は立候補させていただいてお願いしなきゃいけない立場にもなるので。
特にJCだと人を使っている商売の方が多いので、そういう意味で言うと僕らみたいなもともと人を使う前提がないところからすると、なんか自分たちの仕事を商売と捉えているよりは、捉え方が他の人たちと比べると、ちょっと差異があるっていう実感はするところですよね。ちなみにJCに入って記憶に残っている例会とかありますか?
――記憶に残っている例会は……今だからこそなのか、やっぱり去年の理事選挙とか残ってますね。
(自身が出た)今年のじゃなくて去年の?
――去年のです。
それはまた何で?
――今でこそ同じメンバーでやっている仲間ですけれども、そういう人たちがどういう風にしゃべってどういう気持ちで望んでいるのかっていうのを、その一年前は自分はなろうとそこまで思ってなかったので。今回はなってみようと思ったところからすると、逆に前の方が残ってますね。
なるほど。今年と去年がリンクしてるんですね。大規模な人を集めた例会や担当事業よりも残るって言うのは…色んな所でJCって色んな人が色んな理由で千差万別で、職業も家族関係も千差万別で。なのでその中で普通にやっているだけでも、普通に驚くような出会いとか話とかって、何気ない中で自分の中で記憶に残るものが本当にたくさんありますよね。
あ、最近長くやっているとちょっと疲れちゃったりとか、本当にこれ以上自分の中でどう学んでいったらいいのか、っていうところとか。そういう悩みを持つ人も最近たくさん聞きますが、そういうのあります?
――たぶん僕の場合は、はじめ結構前から誘われていて、興味はなくはないから最後40の前、2年くらいやれればいいかなってなんとなく漠然と考えてまして。やっぱり何かを変えたいなと丁度思った時に、誘われたタイミングも重なって、残り4年間をやることに。その中でもはじめはちゃんととりあえずは参加。何もやらずに終わるのかなと思ったら、やっぱりかっこいい人たちがいたので、自分もそうなりたいなと思って。今ここに至る感じですね。
ありがとうございます。そんな中、仕事の話に戻るんですけれども、今自分の仕事っていうのを目指している若い人とか、職業講和とか結構色んな若い人に対して、色んなJCの持つ魅力の一つとして色んな職業の人たちがいて、そういうのを話して色んな所でしていると思うんですけども、インタビューでもこれたまに触れてて、目指している若い人たちに何かかけたい言葉とかございます?
――そうですね、業界としては正直明るいかっていうとそうではないと思うんですよ。ただ、自分のやりがいとしても何かボランティアではないんですけれども、手伝ったことで「ありがとうございました」って言われることは、きちんとやれば言われるので、それは嬉しいですよね。
人生においても結構深いところまで関わらせていただくことが多々ある仕事ではありますよね。
――そうですね。あとは一件一件は同じ仕事がほぼないので、
その中でやりがいもありますし、変化もありますし…わかりました!最後に他の司法書士の人、JCにいるか覚えてないんですけど、他の事務所と違うところとかうちはここが強みだよっていうところはありますか?
――はじめに言ったところで、自分が司法書士と行政書士、妻が社会保険労務士、っていうところである程度のところまではワンセットでできるっていうのは強みです。あと一応自分も考えというか理念というか、効率って僕の中では最終手段だと思っていて、やっぱり何か話すときって、人と人なんですよ。なので、自分の考えは話し合いですべて解決できるはずなんです。で、それがどうしても上手く行かなかったときに初めて使うのが法律だと思うんで、やっぱり人として話すこと。その時に気を付けるのは、普通こうだよねっていう感覚。それがあればある程度のことは解決できるはずだと思っていて、それが逆にお客さんに伝わるのかなって思っているので、それは出せるように努力をしていますし、その気持ちでずっとやってきたので、身近に寄り添えるとは思っています。
ありがとうございます。最後にJCメンバーに一言締めを。
―― 一言ですね。正直入るまでに自分も時間はかかったんですけれども、はじめはこれは絶対入らないなと思ったんですが。
怪しいですもんね(笑)
――あっはっはっはっは(笑)。実際にびっくりしましたし(笑)。ただ、入ってみたらもちろんちゃんとやる事は大事だと思うんですけれども、それだけのものは返ってくると思うのと、絶対後々に繋がると。当然自分の成長には繋がると思ってます。なので、自分は4年だけなので、この時間を走り抜けるんですけれども、それぞれ持っている時間は違うと思うので、それは自分の中で考えて、うまく走り抜けるのがいいのかなと思います。
わかりました。貴重なお時間ありがとうございました!!大西先生でございました!!