退任のご挨拶

第58代理事長　野村勇次

2023年度、公益社団法人相模原青年会議所はスローガンを「縁」とし、この変わりゆく時代に人の繋がりを原動力に地域の人たちと手を取り合い、変化を恐れず行動し、地域が抱える課題に対して、地域の人々の笑顔を創り上げる事を目指して参りました。

青年会議所の根幹が変革であるとすれば、新たな価値を創造して地域を変えていくとともに自らも変えていかなければなりません。だからこそ私たちは日々研鑽の場を求め自己成長を遂げていく必要があり、今必要なのは便利さだけに頼るのではなく泥臭く駆け回り、私たち自身、新たな担いに果敢に挑戦し続けることが不可欠であると所信で表明いたしました。まずは組織としての成長を加速させ、その成長を止めないために、志高き熱意ある青年を増やすことが必要です。本年新たに加入した53名の存在は相模原青年会議所をより強い組織としていくはずです。また、4年ぶりにフルスペック開催となりました市民祭りにおきましては子ども達の居場所作りをテーマに子どもたちと一つの作品を作り上げるアートを行いました。そして、中学生を対象とし、相模原市議会場をお借りし、相模原の課題について話し合い、市長に政策提言を行う「相模原ジュニアハイスクール議会」を開催させていただきました。統一地方選挙におきましては、市長選の公開討論会だけではなく、市議選の公開討論会も行い、市議の方一人ひとりの政策を聞き、政治参画意識向上をはかりました。その他にも西野亮廣様の講演、子ども達が考えたメニューを販売するグルメオータムフェス、市長をお招きさせていただいた市長例会、など様々な活動を行いました。
一人でも多くの人がこの相模原がもっと良くなるという想いを持ち行動すればこのまちは絶対に良くなる。その情熱があれば必ずやれる！
思いやりと熱い情熱を持って青年会議所運動に心を寄せていただいた関係各所の皆さまに心より感謝を申し上げ理事長退任の挨拶とさせていただきます。2024年度も新たな体制で運動を行って参りますのでよろしくお願い申し上げます。本当にありがとうございました。