経済活性化委員会 基本方針

委員長 税所 剛史

 

資源の循環で力強い経済を

昨今の経済発展は大量消費、大量廃棄を前提としたものであるため、このまま資源の需要が高まると、資源不足により立ち行かなくなる恐れがあります。今後、課題を解決しながら経済を発展させるためには、広域交流拠点としての機能や中山間地域と都市部を併せ持つという相模原の特徴を活かし「ヒト・モノ・コト」の資源の相互活用と循環を用いて、相模原ならではの新たな価値を生み出し、経済的な競争力の強化を計る必要があります。
まずは、資源を循環させる考え方やその具体例を発信するために、中山間地域や都市部にある資源を相互活用したモデルケースを作り、市内の企業や団体などと共に、年間を通してサーキュラーエコノミーの実践に取り組みます。そして、一人でも多くの市民に相模原が目指すべき経済の形を理解してもらい、年間運動の推進を力強いものにする必要があります。そのため、それぞれの地域の資源を相互活用し、サーキュラーエコノミーに取り組むことの必要性や、今後の生活にどのような利点があるのか共感していただくとともに、取り組みの起点となる例会を開催します。さらに、その取り組みや改善を継続的で自走可能なものとするために、10月市長例会では年間運動の経過や結果を共有し、その振り返りや反省点、改善点の洗い出しを行うとともに、地域資源の最大限の相互活用へむけて、引き続き地域が一丸となって推進していくことを発信する場とします。また、市内だけではなく、国や地区という規模での見識を得て運動に反映させていくために、7月LOM事業を含め、JCI日本や関東地区協議会が催す事業への参加や動員を行ってまいります。
地域資源やその相互活用に対する地域住民の認知が深まり実践することで、新たな価値が生まれ、地域経済は強い競争力を手に入れます。この価値を継続的に発展させていくことが、変化に強いまちとしての基盤を支えることとなり、相模原を選ばれるまちにします。

 

【事業計画】

1.3月例会(経済)の企画・実施
2.10月例会(市長例会)の企画・実施
3.7月LOM事業(サマコン)参加の企画・動員
4.持続可能な地域経済活性化に向けた運動
5.JCI日本事業の参加及び動員
6.関東地区協議会事業の参加及び動員
7.市内協働事業(さがみはら環境まつり)への協力
8.総活躍社会推進LOMへの取り組み
9.会員拡大の実施
10.賛助企業、賛助会員拡大の実施
11.サポーターズクラブ会員拡大の実施
12.JCI、日本JC褒賞の実施(3月第一例会)
13.JCI、日本JC褒賞の実施(10月第一例会)
14.委員会出席率100%を目指す取り組み
15.例会出席率70%を目指す取り組み